EMC技術解説を更新しました。

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”17. 伝送路となるケーブルはインダクタンスと考えてよいか?”

回路Simから話は始まりますが、基板間接続等に使われるケーブルとEMC対策部品となるLCフィルタ等の接続の仕方にEMC関係者がEMC対策の現場で何気なく理解しているケーブルの電気的性質について述べてみました。

参考にして頂けるとありがたいです。

公開技術資料のページを更新しました。

”ESD設計 技術&学術”のテキストを追加しました。

装置が突発的な不具合を生じた際、その不具合にエレキ担当の技術者が当たる場合が多いと思います。
もし、その突発の不具合が静電気が関係する場合はエレキ担当者にとってはその対応は極めて困難なものになるでしょう。
その場合の不具合はメカ設計における課題があるからです。
本テキストはロボット等、可動部を有する装置のメカ設計において知っておくべき静電気(ESD)に関する知見について説明した資料です。
機器・装置の不具合発生で、静電気現象が疑われる際に是非参考にして頂きたいです。
ESDに関して学術的観点から説明した資料は極めて少ないですが、当方が経験した静電気現象を論理的に説明できるようにまとめたものです。
本資料をご覧頂ければ、静電気に関わる不具合解決の助けになると思っております。

2022年年末に際し、年末の感謝・ご挨拶でございます。

2022年の年末に当たり、当サイトにご訪問頂いた皆様にご感謝を申し上げます。

当社の新しいEMC設計を紹介しております当ウエブサイトはどちらかといいますと、文字中心の地味で見栄えのしないホームページですが、今までに海外を含め12000回以上のアクセスを頂きました。また、本年秋口頃からはお取引をして頂けるユーザー様も増えて参りました。非常にありがたく思っております。

昨今、若い人達の間では”タイパ”なる言葉がつかわれているとか。“タイパ”即ち“タイムパフォーマンス”のことで日本語なら“時短”ですね。

当社が紹介しているEMC設計もSimを効率的に使った機器のEMC対策の時短であり、メーカー様での商品設計のタイムスケジュールに沿って適用できるEMC設計です。

今風に言えば、“EMC設計のDXによるタイパ”でしょうか。

2023年も宜しくお願い申し上げます。

コンサルブログを更新しました。

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“ESDスキャナで観測。でもやっぱり対策はいつものGND強化?”

ESD試験の対策現場で苦労されている多くのEMC担当者は、何とか今の状況を改善させたいと考えておられることでしょう。そこで市販されている新たなツールの導入を検討されていることと思います。その検討の際ちょっと考えて頂きたいことを記載しました。ご参考にしてください。

EMC技術解説を更新しました。

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”16. GND-Via その配置間隔にルールは無い”

回路基板に配置されるGND-Via(基板内のGND電極間を接続するスルーホール電極)に関して、私がかつて電磁界シミュレーションで検討した結果からその配置ルールについて解説してみました。

回路基板のCAD作業で漠然とGND-Viaを配置しているようでしたら是非この解説を読んで頂けると参考になると思います。

好評だった前回セミナーに引き続きを実践編(続編)のオンラインセミナーを開催‼

好評だった前回のオンラインセミナー、”PD適用”、”SD適用”の各基礎編に続き、実践編となるオンラインセミナーを日本アイアール株式会社アイアール技術者教育研究所様のご協力により開催致します。

開催日時は 2022/12/14(水) 9:30~12:00 です。

お申し込みはアイアール技術者教育研究所様の申し込みサイトよりお願いします。

ノイズ解析を反映できるEMC設計プロセス《試作段階から無駄を省くシミュレーション適用》(セミナー)

特に、メイン基板とサブ基板との間を接続させるケーブル・ハーネスによるEMC設計を検討されている回路・EMC技術者にとって直ぐに役立つ内容となっています。

コンサルブログを更新しました。

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“シミュレーション設計・・・見えざるリスク・Sim結果が誤り?”

”シミュレーションの結果によると・・・”、というセリフを聞くと素直に信じてしまいがちな技術者の方にはちょっと違和感があるかもしれませんが、シミュレーション結果にはリスクもあります。私の経験等も含めて記述してみました。何でもそうですが信じ過ぎは危険なものです。

EMC技術解説を更新しました。

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”15. グランドノイズとは....”

EMI対策の現場で”グランドノイズ”という言葉を聞く機会があると思います。漠然としていてよく理解していないようでしたら、この解説を読んで頂けると参考になると思います。

シミュレーションで事前に検討できることも理解できるでしょう。