コンサルブログを更新しました。
昨年(2023年)4月頃に“チャットGPT 、、、EMC設計に使えるのォ?”を投稿しておりますが、その当時はChat GTP3.0を使用しておりました。最近Chat GTPは著しく進化したChat GTP4o(無料:詳細については関連サイトを参照して下さい)を使用できるようになり、レイによってEMC設計について聞いてみました。
EMC技術解説を更新しました。
電源配線に関してはEMC設計の観点から、回路基板上(更にはケーブル等で接続される子基板上も含めた)SOCや各ICの電源端子と、電源部位との間の高周波帯域でのデカップリング(非結合)が十分とれているかが重要となります。このデカップリングの評価について、当社はPD適用をご紹介しております。
EMC技術解説を更新しました。
フェライトコアに関しては当ホームページ“EMCノイズ対策部品のフェライトコア。EMI対策の定石?” の中でも触れていますが、そのEMI低減のメカニズムについて、電磁界シミュレータ(CST Studio Suite LE)を使って検証してみました。
EMC技術解説を更新しました。
当ホームページのコンサルブログの記事、“サージ関連試験での不具合対策は試験パルス印加による2次放電発生も勘案して”や“ESD試験(IEC61000-4-2)対策に関する技術資料”のテキストPart-Iの中で2次的放電に関する解説をしておりますが、ESDガンの印加による機器内での2次放電発生の可能性について電磁界Sim(CST Studio Suite LE)を使って検討してみました。
EMC技術解説を更新しました。
EMC関連の記事の著者やセミナー講師の方々は、EMCコモンモードは測定することはできないと述べられていますが、シミュレーションによってもEMCコモンモードを評価できないということからEMCコモンモードは存在しないと考えるべきかと思います。勿論、SPICE等の回路シミュレータでも扱うことはできません。
以上のことから、EMCコモンモードはEMCの現象を回路学的な扱いの中からそのように見え、上手く説明が付くものとして作られたイメージではないかと思われます。
EMC技術解説を更新しました。
電磁界Simの結果から、HotラインとGNDラインの電流は信号源側から逆平行の状態で負荷側に向かって移動していくのであって、EMC関連の書籍等で説明されているGNDパターンでのリターン(戻りのイメージ)で流れているのではないことが分かります。
2023年の年末に際し、当サイトにご訪問頂いた皆様、ありがとうございました。
更に、2024年も宜しくお願い申し上げます。
2023年中、当ウエブサイトは海外を含め、5800回以上のアクセスを頂きました。とてもありがたく思っております。2024年も新たな記事を掲載して参ります。ご期待下さい。
因みに、2023年中に多数の閲覧を頂いた記事をご紹介しますと、
そして
でした。
特に第1位は、2,3位を2倍以上上回るダントツのアクセスを頂きました。
一方、2023年中に当社と実際にお取引・お付き合いを頂きました法人の皆様、本当にありがとうございました。コロナ禍後、当方も展示会等に積極的に足を運ぶようになりEMC関連、高周波技術関連の方々と多くのお話の機会を得ることができました。2024年は更に積極的にリアルの関連イベント(関東方面)に参加していきたいと考えております。
EMC技術解説を更新しました。
グランド、特に電子機器・装置で接地されたフレーム(シャーシ)におけるノイズ電流の流れ方に関して、多くのEMC関連書籍や業界誌等ではよく目にするモデルを使ってコモンモード電流として流れることを解説しています。当ホームページにおいても技術解説、“19. グラウンドループ➡ノイズ放射・・・過剰な妄想かも!” の中でも当方の独自の視点で説明してきましたが、もう少し深堀してみます。
EMC技術解説を更新しました。
EMC設計を考慮した回路基板のA/W設計(配線パターン設計)を解説している記事はとてもたくさんありますが、その中でデジタル回路とアナログ回路との分離の方法としてGNDパターンでの分離について述べているものがあります。イメージとしてデジタルGNDとアナログGNDに分離・分割してパターニングするのがよいようにも見えますが、私の現役時代のA/W設計の経験から、“GNDパターンを分離することは厳禁”と考えております。GND分離は絶対にやってはいけないのです。
EMC技術解説を更新しました。
当ホームページでは、“”EMC設計はGND強化!“ って~なんの強化なの?”、““GNDが揺れている”、って何ッ?“などで、EMC対策の現場の担当者が困った末に行き着く、分かったようで、よく分からないGNDに関係する考え方について解説してきました。よく分からない”とは、“では具体的にどうすればいいのか?”が思いつかない、という意味であって、現場の担当者はノイズという何かザワザワしたイメージから上記のような考え方を思い描いていたのかもしれません。
投稿ナビゲーション