そこで、電磁界シミュレータ(CST Studio Suite LE)を使ってベタグラウンドに流れる電流について検討してみることにしました。下記の図1はシミュレーションに用いたモデルでベタGND電極の形状は150 *200 (mm)、Hot側電極(Line)は幅1mmで長さが400mmとしGNDとLine間の距離(Z方向)は1mmとしました。このLineとGND間に配置する第1ポートを電源、第2ポートを終端抵抗にして計算を行いました。
そこで、最近、電磁界シミュレータで有名なCST Studio Suite LEを個人の学習用途でダッソー・システムズ社様のWebサイトよりダウンロードし当方のPCにセットアップして、3D電磁界Simができる環境を構築しましたので、そのリターン電流なるものをこのシミュレータを使って検討してみることにしました。